2024.11.6(水) 令和6年度地域活動事例発表会

令和6116日(水)10:0015:0に草津キャンパス大教室で同窓会本部主催の第16回地域活動事例発表会が開催されました。毎年100名以上の参加者があり、9支部からそれぞれの地域活動事例が発表されます。毎年いずれも支部代表の力作ぞろいの事例発表です。

今回の第16回発表会については、後日、同窓会本部のHPに写真やスライドも含めて詳しくアップされます。また令和72月発行予定の「會報つながり41号」にも掲載されることになっています。

 以下、速報として、その概要、また湖東支部からは43期中村憲一さんが「笑いを伝えて15年」と題して事例発表されましたので、その模様をお伝えします。

開会式で同窓会本部の藤田会長から、「本日の地域活動事例発表会を今後の活動に生かしてほしい」との挨拶がありました。

来賓挨拶 市川学長・川嶋振興課長

市川学長:「県内全域でボランティア活動を展開していただいていることに御礼申し上げます。今期の46期生を含め4年連続で定員をオーバーしています。これも皆様のおかげと思っています。」また、レイ大は今年初めて女性の入学者が男性を上回ったとその変化にも触れられました。川嶋振興課長:(写真右端座)「全国にシニア大学が多くありますが、本県のレイカディア大学は地域貢献に実績があります。この点は、全国に発信し自慢したいと思っています」とあいさつされました。写真左 市川学長 右 川嶋振興課長

湖東支部の事例発表

 発表プラグラムの3番目に湖東支部の43期中村憲一さんが登場し、“「笑い」を伝えて15年”(注 プログラムでは、「笑い」を広めて15年となっていたが、当日発表では「笑い」を伝えて15年でした。)

 中村さんの発表は1031日の常任委員会でのプレ発表会と同様です。

「退職後、現役の仕事とは異なったことがしたいと思い、京都の狂言師の先生に学んだ。指導は本当に厳しかった。狂言の演目は100以上あり、セリフの独特の言い表しや所作があり、学んでいても難しいものだった。私たち狂言愛好団体「彦根ほへと会」に転機が訪れた。20113月東日本大震災である。メンバーのなかにフランス語のできる人がいたことで、福島県相馬での訪問写真を持参し、2011年パリで公演した。フランス人は日本の伝統工芸に興味が尽きないようで、6公演おこなった。これが機となり、カナダのモントリオールで、さらにはモンゴルからの留学生と知り合ったことからモンゴル公演も行った。ふりかえってみるといかに出会いが大切かと感じる。出会いが人生を変えると思う2014年には石巻の被災者住宅を訪問し公演し喜んでいただいた。また、2014年から彦根の城西小で狂言を教え始めたが、コロナ禍で4年間休止、また狂言の先生が95歳で亡くなられたことでメンバーが少なくなったのが現状だ。ふたたび盛り上げるために、「関心のある方はご連絡をお願いしたい。交通費と弁当代で実演します」と笑いながら熱くアピールされました。

   
   
   
   
   
   
   
発表全データは同窓会本部hpからご覧下さい  

閉会での同窓会諏訪副会長挨拶

「参加いただきありがとうございました。今回が第16回です。発表だけが目的ではありません。自己の活性化につながるので、皆さんに聞いて欲しいと思って開催しています。

この場をかりて2つのお願いがあります。一つは、2025年の国スポーツ大会・身障スポーツ大会に同窓会として参加する。もう一つはこれまで大津支部でボランティア参加していたびわこマラソンを南部4支部に拡張したいというお願いです。ご協力のほどよろしくお願いします。本日はお疲れ様でした。