レイカディア大学同窓会守山野洲支部恒例の健康レクリェーション部会担当歩こう会、例年は11月に開催していましたが、秋にはいろんな行事が開催されるため、他の活動が少ない3月14日(金)に実施しました。
まだまだ寒さが残る時期で心配しましたが、幸いお天候もよく、気候もほどよいポカポカ陽気となりウォーキングには最適の日となりました。また行き先もメジャーな観光地ではなく、従前とは全く異なる内容の企画です。参加者数が心配されましたが、幸い最終的に23名の参加者に、担当健レク部会員もホット胸をなでおろした次第です。
さて、その行程の超目玉は「鹿島建設」さまの“新名神高速道路 工事”の見学です。といっても、安全管理の観点から建設現場の足元までは行けません。帝産バスアルプス登山口バス停を降りた眼前に、田上(湖南アルプス)の幾筋もの谷をまたいで、日本の大動脈の一翼を担う“新しい 美しい 橋”2層アーチ構造の巨大な高速道路の橋梁、本線土工工事が着々と進んでいます。
工事事務所にてドローンで空撮された映像や写真・模型などで、2層構造アーチ橋の構造やそのメリットをはじめ、田上地域の堰堤工事の歴史、日本の高速道路建設が京都山科で鹿島建設様がその歴史を開いたことなど、興味深いお話しがてんこ盛りのご案内をいただきました。
これらのプレゼンは同工事事務所副所長浜田様のご案内でとてもわかりやすく興味深いものでした。ときには専門的なご説明もあり、また参加者からも多くの質問もあり、次の場所へ移動の時間がチョッピリ心配になるほどでした。
次は南郷地域の町中を2km程歩いて「関津かかし村」へ。ところがそこには驚きの事態が。3月いっぱい展示?されると聞いていた案山子がひとつも見当たりません。聞けば到着前にその日の午前中に全て撤去されていました。ショック(^_^;)、道路向かい側の道ばたに少しばかりの案山子が私たちを待ってくれていました。
しかたなく案山子村はそのまま通過、一路瀬田川洗堰まで直行となりました。ウォーターステーション琵琶にてお取り寄せのお弁当での昼食後、アクア琵琶にて国土交通省琵琶湖河川事務所 管理課専門調査官 長谷川様のご案内で、瀬田川一帯から下流域の大阪淀川までの洪水や治水の歴史についての興味深いお話しを聞きました。ちなみに長谷川様は同日が勤務最終日で翌日には兵庫県の方へ異動だとか。
このような次第で歩こう会の行程を無事終えることができましたが、早くも次のウォーキング開催案が気になる健康レクリェーション部会員一同です。
担当理事:近松 清司