地域探訪研修会            平成31年3月20日
長浜バイオ大学・良疇寺(下坂浜の大仏様)

湖北支部・研修部会は本年度行事として長浜市田村町にある長浜バイオ大学キャンパスと下坂浜町の良疇寺(下坂浜の大仏様)を訪問した
当日は長浜バイオ大学・玄関ロビー9時集合

                     2003年 長浜バイオ大学開学 2007年 長浜バイオ大学大学院開設

 近くに住みながら中々内容まで知らないのが長浜バイオ大学ではないでしょうか。当日は27名の
 同窓会会員が集合、大学事務局から地域住人との交流の場が少なく多いに歓迎していただいた。

 特に長浜バイオ大学はバイオ専門大学としては全国で唯一の大学との事。
 学生は約1200名程度在籍し勉学に励んでいるそうです。

 学生の出身地は案外滋賀県は少なく、岐阜県、京都府、大阪府が多く、交通の便も良いので通学生も
 多いとの事。大学寮やアパートの学生も多くいるそうです。

 学生の就職率も時代を反映し高く、就職先は食品、化学メーカーの研究部門等が多いとの事。
 大学院へと進む学生もおり、レベルの高い大学でした。

 
長浜市田村町の長浜バイオ大学キャンパス


  

 
    研修部  富永副支部長の挨拶から

 
    一階のモダンな休憩スペース

 
    350名収容の教授授業を受ける教室

 
     命江館と命岳館とをつなぐ二階通路

        
          実験研究室
 




 
       長浜バイオ大学 玄関

 
         学生の休憩エリア

 
   会議室で説明を受ける北村支部長と会員

 
       屋外で説明を受ける会員

 
     大学玄関エントランスにて女性会員
         
 大学は大きく命江館、命岳館、命北館、命翔館からなるキャンバスで構成され、動物・植物栽培等の各
 学科別に実習室・研究室があり、さすが大学で教授専用の実験・研究室が整然並んでいた。

 また、学生は地域活動に積極的に参加し、長浜曳山まつり等に参加、城下町ふるさと祭り、虎姫田んぼ
 アート、町家キャンパス、サイエンスカフェ、琵琶湖の清掃活動などを自主的に参加しているとの事。
 また、学生独自に地域とコミニケションをとり、積極的にイベントに参加しています。

 
長浜バイオ大学 玄関前にて同窓会会員




臨済寺妙心寺派良疇寺(下坂浜の大仏様)を訪ねる

 長浜市下坂浜町にある良疇寺を訪ねました。絶好の小春日和となり、いつも湖岸道路を通りながら
 過ぎてしまう良疇寺を同窓会会員と共にお参りすることになった。

 良疇寺の開創は鎌倉幕府執権最明寺殿北条時頼公と言われ、天山和尚が1262年に開いたとある。
 戦国時代になると織田信長の寺院焼き討ちやびわ湖周辺での地震陥没などで中世時代の土地や伽藍は
 消滅して無いという。その後復興され現在に至る。

 現在の上水道局施設から沖には現在も陥没した境内があり、現在の境内は三千坪だが一部で、当時は

 もっと大きな境内であったという。 (西阪住職と案内看板から)
 



     
           びわこ湖岸から東向きの長浜びわこ大仏様
                   (護国阿弥陀如来)

 昭和12年4月、コンクリート製の護国阿弥陀如来として建立されたが痛みが激しく
 昭和56年、住職、檀徒が再建を決定し、平成6年10月、青銅製二十八メートル
 の大仏様を建立されたとある。この時より「長浜びわこ大仏」と変更され現在に至る。
                    (看板案内より抜粋)




      
        大仏様から会員さんをパチリ             境内の梅花も今が八部咲きでした

            
                     下から見上げる大仏様はさすがに大きい !!

            
             何種類かの梅が八部咲きで、白、ピンク色と綺麗な花を咲かせている


 
 下坂浜大仏の逸話

 昭和八年一月、当山に普山して間もない三十世義天和尚はある日冬晴れの早暁湖畔を一斉に飛び立つ鴨の
 大群が空を覆う光景の中に大阿弥陀仏像を発願した。この後三年の托鉢勧進し、昭和十二年四月、八十八尺
 コンクリート製の護国阿弥陀如来が建立された。
 さすがに時節により風化し、痛みが激しくなっていった。50年後、義天和尚十三回忌時、住職・檀徒が建立を決める。

 昭和五十六年から托鉢勧進
 「我郷土湖北の美しき自然の永恒ならんことを祈念して、湖北のみならず県内・県外の五万人を超える方々の浄財
 によって建立された青銅製の大仏像」とある。(重量は約八十八トン)
       (看板案内より抜粋)
 平成六年十月、住職・檀徒と多くの浄財によって「長浜びわこ大仏」が開眼となる。

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