やっと！やっと！好天に恵まれた「ボランティア活動の日」を無事に終えることができました・・・！素晴らしコンディションで作業ができて良かったです。
　３年越し、水口古城山はやっと私たちレイカディア大学同窓会のボランティア活動の取組を受入れてくれました。
　集合時間の１時間前から、水口古城山の登山口に到着し、レイカディア大学同窓会の黄色い旗を立て掛けて、次々と到着されるみなさんを誘導し、忠魂碑前広場に参加者１７名が集合　甲賀市歴史文化財課の伊藤航貴氏から作業場所などの指示を受け午前１０時から１１時３０分まで草刈り・清掃作業を行いました。
　登山道は夏に向かって竹や草木が繁茂している部分を草刈り機や鎌などで刈取る人、ゴミ掻き、竹ほうき等で草や枯葉を集める人とみるみる綺麗になりました。
　甲賀市の担当さんも、私たち高齢者に気を使ってか、無理のない範囲での作業エリアを指示して下さったのでしょう・・１１時３０分には与えられた作業を終え、少し休憩を取った後、伊藤氏の案内を受けながら、全員で、古城山山頂を目指して城の大手道を登りました。
　最高のお天気で眺望も良く、山頂、西の丸跡で全員での昼食は「何処どこが見える！　あすこは〇〇だ！」などと会話も弾み時間があっと言う間に過ぎました。
　午後から、山頂の本丸跡で全体の説明を受け、更に、東櫓台・西櫓台の発掘成果の説明を学びました。また、今日は山頂から遠くは伊吹山、霊仙、御池、近くは綿向、雨乞、御在所、鎌ヶ岳等、琵琶湖も比良山系更には彦根や八幡山等、各地の城山が見えると案内頂きました。この後、本丸北面下に残る石垣２カ所に案内頂き、使われている石の種類、積み方等について学びました。
　限られた時間での学習会でしたが、今回、同窓会の皆さんとのボランティア活動をしながら色々な情報交換と伴に、改めて国史跡に指定された水口岡山城の築城から破城と大きな変遷・歴史ある史跡であることを知る機会となった１日でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記：ボランティア活動部　高田　信男