平成30年度 研修(39期生歓迎)旅行  11月13日(火)三重県松坂市方面

 平成30年度の支部研修旅行は1113日、39期新入会員6名を含む38名の会員参加を得て、松阪牛の松阪方面を訪ねました。

紅葉の甲賀路を約2時間、松阪城に到着、松阪城は石垣だけが残る平山城ですが、近江出身の蒲生氏郷の建立、天守台に残る穴太衆の堅牢な野ずら積み、日野商人にルーツを持つ三井家など滋賀県とのつながりも深く、丁寧なボランティアガイドの説明を親近感を持って聞きました。

見上げれば屹立し、見下ろせば足がすくむ石垣の石積み技術のすばらしさに感銘しながら城内に移築された本居宣長の邸宅(鈴家)から資料館へと移動し、名物館長の説明で偉大な国学者本居宣長の人物像と業績を垣間見ました。

 


DVD(動画)



松坂城で集合写真

また、城山からは石畳みと槙垣を巡らした国指定重要文化財の御城番屋敷を眺め、今も子孫が住みながら立派に維持管理されていることに感心しました。 


御城番屋敷

 こうしてたっぷり1時間30分の散策で、お腹も空き、お待ちかねの松阪牛の昼食レストランへ、希望のすき焼き席としゃぶしゃぶ席に分かれ、肉の追加を受けながらおいしくいただきました。安くておいしいということで、家族のためにもお土産に松阪牛を買う人も多かったです。

    
食事を堪能


 食後は、香良洲町の三重海軍航空隊(予科練)の歴史資料館を訪ねました。ここは、「戦争と平和」をテーマに航空隊の遺品のほか市内の戦災被害、戦時下の市民生活に関する資料が展示されています。ほぼ100年前の若者が、国を想い、両親や家族を想いながら予科練の訓練を受けた様をはがきや手紙、遺品などから思い起こすとき、平和のありがたさを考えさせられるひと時になりました。



 帰路は、関インターチェンジで最後の土産を仕込み、ビンゴゲームを楽しみながら予定通りに帰着しました。ほぼ天候にも恵まれ、穴場の観光(研修)と松阪牛を味い友好が図れた3コウの有意義な一日でした。


旅行風景はこちらから  ⇦
ここをクリック

堀井理事制作のDVDはこちらから  ⇦ここをクリック