11月16日好天に恵まれた朝、JR上り線運行遅延の情報が。集合時間への遅れが心配されましたが、９時過ぎ無事全員集合しました。簡単な運動と挨拶を終え、午前中予定の龍潭寺へ出発。ところが、ボランティアガイドさんから「龍潭寺の拝観料をください」と言われ、行程の行き違いが発覚。 龍潭寺拝観は料金不要の範囲で見学し、周辺の神社仏閣を歩くことになりました。午前中はガイドさんの配慮で次のように盛りだくさんの行程を歩きました。彦根駅→湖東窯跡→石田三成邸宅跡地→清涼寺→大原観音堂→龍潭寺→井伊神社→大洞弁財天（長寿院）→アル・プラザ彦根
　柿の実が鈴なりの里山道を歩き、湖東焼き窯跡を確認後、石田三成築城の佐和山城趾の麓に点在する寺社を巡りをしました。

◯井伊家の菩提寺　清凉寺 寺地が石田三成（いしだみつなり）の名家老といわれた島左近（しまさこん）の屋敷跡で、島左近邸手植えの時タブの木の前で集合写真撮影。

◯龍潭寺　初代藩主井伊直政の建立による禅僧の専門道場、多数の造園学僧を輩出た由緒あるお寺

◯大洞弁財天　山門からの急な石段の下方には、山門を額縁に彦根城が美しく収まり、最高の景色を見ることができました。  

　アル・プラザ彦根コージータウンカフェで彦根城を見ながら美味しい弁当で昼食。レイ大彦根キャンパス見学後、近江鉄道ガチャンコ電車で彦根口駅へ。指定の集合時刻へ早足のウォーキングで彦根印刷局へ。印刷局入口で厳格なチェックを受けいざ入門。構内での注意事項やさまざまな偽造防止技術などの説明を受け、来年7月に発行予定のお札の印刷されている様子を見学しました。最後に１億円の実物？を持ち上げてその重さを肌で感じとりました。果たしてその重さは。５Kg、１５Kg、１０Kg・・・？　　正解は１０Kgとのことでした。下見時には「お金持ちになるお煎餅」販売がありましたが、当日はあいにくそれはありませんでした。スタンプカードを押印したり、透かし入れやお札の原板作制の方法などを間近に見ることができました。新しいデザインで発行される１万円札（渋沢栄一）、５千円札（津田梅子）、千円札（北里柴三郎）の新札登場が楽しみです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当理事：近松　清司